非ステロイド系薬剤
風邪薬などの成分である消炎・鎮痛薬(イブプロフェンなど)の外用剤(アンダームクリーム、スタデルムクリームなど)を使用することがある。いずれも穏やかでステロイドほど劇的な効果は得にくいとも言われる。接触性皮膚炎を高率に起こすことがある。
抗ヒスタミン外用薬(レスタミン軟膏など)を使用することがある。痒みは低下するが、炎症を抑える効果は低いとされている。
皮膚科の専門医が漢方薬を処方する場合もある。そのような場で処方される場合、顆粒状に加工されたエキス剤であることが多い。健康保険が適用される。
痒みが強い場合、必要に応じて抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬を使用する。アトピー性皮膚炎の患者では、発疹→痒み→掻破行為→発疹にて悪循環になっていることが多い。そのため、その悪循環を断つという意味で痒みを抑える効果のある抗アレルギー薬は有効である。痒みのコントロールをすることは、皮膚の炎症の改善にもつながるということである。
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IPD(アイピーディー)というTh2活性阻害薬が使用されることがある。花粉症でも使われる薬剤である。アトピー性皮膚炎では、Th2細胞の亢進・サイトカインの中のIL-4・IL-5(アレルギー症状を誘発するもの)の産生の増加がみられることがあるため、効果があるとされている。効果が現れるのには数週間ほど時間がかかるという特徴がある。
痒みが強く睡眠がとれない場合、必要に応じて睡眠薬・抗うつ薬を使用することがある。
掻破による傷がある場合、亜鉛華軟膏を使用することがある。
ステロイドは使用されていないとして販売された化粧用保湿クリームに、ベリーストロングのステロイドが少量混入されている事件が全国で数社、およそ数千個発覚し注意が促されている。ステロイドが入っていないと信じて赤ちゃんや顔に使用した人がいるため注意を呼びかけるニュースが流れた。これらのクリームを使用した人は、使用をやめると皮膚がカサカサし、それがリバウンド症状に似ていることから気づいて訴え、調査から相当時間がたって混入が発覚した。